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公益財団法人 辰馬考古資料館
〒662-0962 兵庫県西宮市松下町2-28
TEL&FAX 0798-34-0130
tatsu-kouko@syd.odn.ne.jp


富岡鉄斎(1836〜1924)は、明治、大正を通じて大きく変革する日本画壇において、独自の画風を展開した文人画家です。その画歴はおよそ70年にわたり、一万点に上るといわれる作品は実に多彩で、文人画の枠をはるかに越えています。
鉄斎と西宮で酒造業を営む北辰馬家の親交は、明治40年、辰馬家初代悦叟73歳、鉄斎72歳の頃より始まり、鉄斎が89歳で亡くなるまで続きます。この頃は鉄斎の長い画歴の中でも最も円熟味を増し、多くの傑作を生み出している時期にあたります。
当館所蔵の辰馬家旧蔵の鉄斎作品は、辰馬家初代悦叟と鉄斎との交遊に基づくものです。
1980年に辰馬家より一括寄贈を受け、以来毎年春に展示公開を行っています。

鉄斎と清酒「白鷹」の醸造元、北辰馬家との親交は、明治40年、初代悦叟73歳、鉄斎72歳の頃より始まります。鉄斎は89歳で亡くなりますが、この間は鉄斎の作画生活が最も充実していた時期と重なり、多くの傑作が生み出されています。

今回特別出品いたします六曲一双屏風「阿倍仲麻呂明州望月図・円通大師呉門隠栖図」は、辰馬家の別邸に約半月滞在して製作したもので、当時79歳の鉄斎が辰馬家の請いに応じて渾身の力を込めて描いた最後の大作です。現在鉄斎作品の中で唯一の重要文化財に指定されています。

この他、大正9年に鉄斎が悦叟の病気見舞いに贈った「漁夫快酔図」等の円相掛軸、また悦叟の訃報に際し、急遽染筆した「観世音菩薩増」など、両者の親交に基づいて蒐集された作品や書翰を通じて、鉄斎と灘の蔵元という観点からもご鑑賞いただけるかと思います。

両者の関係が単なる画家とパトロンといった次元を超えた、志を同じくする者同士の交流であったことがうかがえます。


  • 鉄斎作品 29点 掛軸・屏風・扇子・器玩・書翰
  • 目録はこちらから [PDF]
阿倍仲麻呂明州望月図 円通大師呉門隠栖図




展覧会名称
春季展
期間
3月29日(土)〜5月6日(火・祝) 前期3/29〜4/13 後期4/15〜5/6
月曜休館 但し5/5(月・祝)開館
開館時間
10:00〜16:30(入館は16:00まで)
入館料
一般 200円 学生100円
交通
辰馬考古資料館へは、阪神電車香櫨園駅より徒歩2分
JRさくら夙川駅より徒歩7分
阪急電車夙川駅より徒歩10分





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